nitamagolover’s blog

23歳女子の日記

短大卒元パティシエの就活の話  3

こんにちは!

 

 煮卵LOVERです(#^^#)

 

 

 

今回も前回の続きです!

いくつかに分けて書いているため、この記事だけ見てもわからない…

という方は、ぜひ前の記事もみていただけたらと思います◯ 

 

 

 ~目次~

・パティシエを目指した理由

・製菓学校について

・就活の話                ←今回はここ!

・パティシエになってからの仕事内容や拘束時間   

・レストランの人間関係、上下関係         

・店舗ごとの雰囲気

・パティシエを辞めた理由     

 

 

今回は3つ目の、私の約5か月間の就職活動がどんなものだったのか、

お話していきます!

 

 

 

・就活の話

 

 

私の短大では1年生の冬(12月くらい)から

学年全体で就活を意識しはじめました。

 

就活の流れについての話を先生から聞かされた時、

 

「えっっ、もう!?はやすぎん?」

 

というのが率直な感想でした。みんなではやいはやい!と言い合っていました。

 

 1年生の後期に入って時間割が少し変わり、やっと慣れてきた、、、という

 

タイミングでのことだったし、

 

まだ短大生活の半分も過ごしていなかったので気持ちが追いつきませんでしたが、

 

そのあたりからみんな実感がわいてきて少しクラスの空気が変わった気がします。

 

 

 

就活の話を聞いてから、就活のことを意識してはいましたが、

 

私が就職先を本格的に探し始めたのは1年生の2月くらいでした。

 

1年の冬にはもうすでにパティシエにはならないという子が何人もいて、

 

製菓学科の中でプロのパティシエを目指す子の人数はクラスの半分くらいでした。

 

残りの子はカフェやチェーン店、食品系メーカーの研究のほうに進む子、

 

そもそも飲食業から離れる子など、

 

進路はバラバラでした。

 

パティシエを目指す子の中でもパティスリー(一般的に言うケーキ屋さん)、

 

ホテルのペストリー部門百貨店などにお店を出している有名なケーキ屋さんの

 

販売員その作り手など道はたくさんありました。

 

 

 

はじめ、わたしはホテルのペストリー部門に就職しようと思っていました。

 

 

1日の中で交代制で勤務するのでそんなに拘束時間が長くないというイメージがあり

 

上下関係は厳しいけれどその分成長できるかなと思い、そういったところに魅力を感じ

 

ホテルに就職したいなと思っていました。

 

 

 

しかし大阪の有名なホテル2つの面接を受け、どちらも落ちてしまい

 

どうしようか。。と思っていたところに学校に企業が来てくれる形の

 

合同企業説明会があり、それに参加してみました。

 

そこでわたしの就職先の企業に出会いました。

 

その会社は全国各地でレストラン事業ホテル事業ブライダル事業を行っている

大きい会社でした。

 

 

 

その会社のブースに行くと、2人の方が学生を待っていました。

 

まず自己紹介をされ、その人は取締役の方と人事の方だということがわかりました。

 

その会社の歴史や事業内容などを聞いてとても魅力を感じたのと、

 

そのお2人の物腰柔らかでとても上品な雰囲気にとても惹かれ、

 

面接を受けようか、、と考えていたらリクルートランチというキャンペーン

 

を紹介されました。

 

リクルートランチとは、その会社で就職することを考えている就活生限定で

 

その会社の系列のレストランで見学がてらランチができるよ、

 

というキャンペーンだったので、迷っていた私はまずそれに行くことにしました。

 

 

 

そのランチに一緒に話を聞いていた友達2人と行き、ランチのコースを

 

提供していただきました。2年生の春休み、4月のはじめに行きました。

 

学生限定ということで、通常より安い金額で食事をさせていただきました。

 

おそらく3500~4000円くらいのコースが

 

リクルートランチは2000円くらいでした。

 

 

就活なのでスーツで行ったのですが、就職を考えている場所だということと

 

とても格式が高いレストランだということも相まってとても緊張していたのですが、

 

そのときの料理の綺麗さ、おいしさ、そしてはじめてみる高級なダイニング、

 

食事中に見えるきれいな景色、サービスマンの方のスマートなサービスに

 

感動してその会社に入りたい!と思い就職試験を受けることを決めました。

 

その時の料理の写真がこちらです。

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前菜2種、お肉料理、デセール、カフェを出していただきました。

 

こういうおしゃれな食事やテーブルマナーに慣れていなかったので

 

緊張しながら食べていたのですが、本当に全部おいしかったです。

 

デザートは4種類から好きなものを2種類選べて、それも楽しかったです。

 

高級レストランに行ったことがなく、テレビでしか見たことがなかったので

 

料理からデザートまですべて綺麗で、感動しっぱなしでした。

 

その日はコースの料理を食べて、その店舗の内装や調理場を見学させてもらって

 

終わりました。

 

 

 

レストランを出て友達と話してからの帰り道で

 

ここで仕事がしたい!私はここでなら頑張れる!

 

と強く思い、会社の試験を受けることに決めました。

 

 

 

学校の先生に言って、学校から応募してもらいました。

 

緊張して履歴書は何回書き直すのっていうくらい書き直しました。笑

 

 

 

就職試験は書類審査と面接の2つで、面接は一度だけでした。

 

書類審査に通ったので、面接を2年生の7月に受けました。

 

 

 

リクルートランチに行った店舗が面接会場でした。

 

大きいダイニングに試験を受ける人たちが待ち、

 

6人ずつぐらい名前を呼ばれて個室に移動し、そこで面接を受ける、

というものでした。

 

そのとき話したことは緊張であまり覚えていませんが、

面接官の方が料理人の間でとても有名で素晴らしい方だったことは覚えています。

 

 

 そして面接の結果、新卒生をたくさん募集していた年度だったみたいで、

 

無事内定をもらうことができました。

 

一緒に受けた友達も受かったので一緒に泣いて喜びました(*´ω`)

 

 

そこで私の就職活動は無事終わりました。

 

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受けた会社:3社

就活期間:約5カ月

ホテル2社、レストラン1社

レストランに合格

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就活の話はこれで終わりですが、

 

就職前に内定者アルバイトというものを

 

短大2年生の10月~入社する4月までの6か月間していましたのでそのお話も

 

しようかなと思います。

 

 

内定が決まって少し経った頃、会社から

 

レストランのアルバイトに来ませんかという案内が来ました。

 

募集は希望者のみで、

 

通える範囲に店舗がある場合で、時間は特に決められているわけではなく

 

入れるときに入ってください。というものだったので

 

その時は別のアルバイトをしていましたが、そのアルバイトを辞めて

 

内定者アルバイトをすることにきめました。

 

働くことになる会社の環境や仕組み、人間関係など早いうちから

 

慣れておいたほうがいいと思ったからです。

 

 

私はリクルートランチ、そして面接をうけた店舗で

 

土日限定でアルバイトをさせていただくことになりました。

 

同じ学校の一緒に内定をもらった子もアルバイトを希望したのですが

 

支配人の方が優しい方で、気を利かせてくださって同じ店舗で

 

働けることになり、友達の存在がすごく頼もしかったです。

 

 

 

あこがれていた場所での仕事でしたが、アルバイトの間は

 

パティシエが働く調理場での仕事ではなく

 

洗い場の仕事、調理場からダイニングへ料理を運ぶ仕事、掃除など、

 

サービスマンの方のお手伝い(裏方)をしていました。

 

 

料理を運ぶ時などお客さんの目につく仕事だったので

 

服装はスーツ(リクルートを着ていました)、

 

インナーは黒のブラウス、靴はパンプス、髪型は髪が長い人は

 

シニヨンか夜会巻きと決められていました。

 

土日はほぼ結婚式が行われ、結婚式がない日、時間帯はレストラン営業があり、

 

場所的にとても忙しい店舗だったので毎日走り回っていました。

 

パンプスはヒールがあるので、ヒールで1日中走り回ったり、

 

立ちっぱなしだったりというのは学生の私にはとてもつらかったです。

 

毎回足の指の感覚がなくなるくらいまで走り回り、帰るころにはヘトヘトでした。

 

 

 

しかしとても景色がいい階にレストランがあったので

 

仕事中にダイニングから見える景色、仕事が終わってから裏の廊下から見る夜景が

 

とてもきれいで、それだけで疲れは吹っ飛びました。

 

 

 

しかし上司の方は厳しい人も多く、皆バタバタしているので

 

わからないことを聞くのもとても気を遣うし

 

もしタイミングが悪かったりしたらあからさまに面倒そうに

 

対応されたり、怒られたりしたので正直社員の方は怖かったです。

 

 

それでも毎週土日は頑張ってバイトに行っていました。

 

 

頑張れたのは同期の存在があったからだと思います。

 

私たちの代は採用された人数がとても多く、その分アルバイトに来ている子も

 

とても多かったです。はじめは少なかったですが、

 

最終10人くらいはいました。

 

ピリピリしたムードの中で唯一頼れて気を遣わず話せる同期の存在が

 

とてもありがたかったです。

 

きついことのほうが多かったですが、なんだかんだ楽しかったです。

 

やめた今でもいえることは、同期の存在はとても大きかったということです。

 

やめてしまってからは連絡を取りあったりたまに会ったりする子は

 

1人しかいませんが、当時はとても仲が良かったです。

 

ちなみに同期のなかには2つ年上、1つ年上、1つ年下の子もいました

 

が、歳は関係なくみんなため口で話したりしていました。

 

私は土日だけフルで入っていたのですが

 

当時びっくりしたのは、

 

社員の方が私たちアルバイトより早く出勤し、

 

私たちよりも遅く残っていたことです。

 

毎日、何時間働いているんだろうと疑問でした。

 

そのとき、この会社はブラックかもしれないとじわじわ気づき始めました。

 

土日はとても忙しかったので、土日だけだよとは言っていましたが

 

私たちを安心させるために言っているんじゃないか、

 

平日も同じような感じなんじゃないのか、と心配になりました。

 

 

 

 

しかしそのときは同期の支えもありましたし、

 

怖い上司もいましたが優しい上司もいて、きつかったですが

 

それなりに楽しかったです。

 

学校生活と内定先のアルバイトを両立している日々は充実していました。

 

 

まとめると

短大生の就活は1年生の冬から始まる

説明会に伺った会社 3社

(元就職先、ホテル、百貨店に出店しているケーキ屋さんの工場)

面接を受けた会社 3社 

就職先アルバイト10月~3月の半年間

 

私はこのような感じでした^^

 

 

参考になればうれしいです(・´з`・)

 

 

 

就職してからのことは次へ続く。。。